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「あれは、碧落を縦断する黒翼の星だ」

 

普通の魔法使いを名乗る少女、霧雨魔理沙。

ある日見上げた真昼の空を飛んでいた烏天狗、射命丸文。

最速への憧れだけで空を飛んだ魔理沙は、あらゆる手を尽くして文の羽根を追いかける。

最果てに身を窶した魔女たちをにとって、それがどれほどの異端かも知らずに。

一方、かつて最速を求め、その称号をほしいままにする文。

彼女は魔理沙とは正反対に、それを求めた理由を忘れてしまっていて……。

第二十一回博麗神社例大祭
​サークル配置
【し34a】

​最速なんてくれてやる

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著:浜田猫

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